焼杉(板)は、主に瀬戸内の民家などで古くから用いられている合理的な工法の外装材です。化学的な薬品に頼らずスギに防虫・防腐などの性能を得ると共に、独特の風合いを醸し出します。
3枚の板を煙突状に組み、その中に火を入れて2~4mm程度焼き焦がし、表面に炭化層を作ります。木材をバーナーであぶる方法もありますが、それでは表面が薄く焦げるだけで効果が長持ちせず、味わいも浅めです。焼いた後にワーヤーブラシで炭化層を削ぎ落とすと、木目が立体的に浮き上がり「浮づくり(ウヅクリ)」と呼ばれる紋様を出すことも出来ます。
黒くてクールな焼杉材、作った後は、自由な発想で使いこなしてみましょう!また、二日目には山歩きをしながら、トランジションタウン藤野、森部の活動についてのお話も聞くことができます。森の木々に触れ、学ぶ2日間。
参加ご希望の方は、https://fujino.satrip.jp/2019032324/